ダイエット スクール

大人ダイエット相談室



ファスティングについて

ダイエットスクール校長

はじめまして、いつも拝見しております。
初めて質問させて頂きます。
もしファスティングについてご経験がございましたらご教示願えればと思います。

早速ですが簡単にプロフィールを...
【年齢】40歳
【性別】男
【身長】178cm
【体重】74kg
【標準体重】69.7kg

昨春、体重は78kg程ありました。
会社の検診でメタボリックと診断され一念発起しダイエットに
励みました。
ダイエットの内容は食事制限及び週に3~4回のジム通いです。
トレーニング内容は下記になります。
ストレッチ10分→自重運動15分→有酸素運動60分(エアロバイク)
悪戦苦闘する中で校長のサイトを知り、以来常に拝見しながら
3ヶ月ほどで78kg→68kgまでウェイトダウンしました。

しばらくは上記体重を持続していたのですが...年末年始にかけての暴飲暴食がたたり、ものの2ヶ月足らずで74kgまで戻ってしまいました。

いまのところジムにも以前と同様、行ってますがなかなか体重が標準体重を下回りません。
現在、食事は2000キロカロリー~2500キロカロリー程度です。

おそらくリバウンドのために、痩せ難い体質になってしまったのでは?と懸念しております。
なにか方法は無いものかと思案したところ思いついたのがファスティングでした。

実は一昨日、4/9の19:00の夕食を最後に、ファスティングを
実施しておりまして終了予定は4/13の7:00までとしております。

ファスティング終了後、リバウンドに気を付け、3日程かけて
食事を元に戻す予定です。

前置きが長くて恐縮ですが、私のようにリバウンドをしてしまった者にとって、再度ダイエットを行う際にファスティングは有効な手段でしょうか?
また、有効であるとすればファスティング終了後に留意する点等教えて頂けますでしょうか?

最後になりましたが、昨年より校長のサイトを励みにダイエットに勤しんでおります。

私も食べることとお酒が何より好きです。
先日、お出かけになられた徳山鮓、私も常々行きたいものだと思っておりました。
年内に機会があればお邪魔したいものです。

それでは長々と拙文失礼致しました。
季節の変わり目ですが、ご自愛ください。



ダイエットスクール校長です。

まずはお見事な意志と継続力、すばらしいと思いますし、コラムを参考にして下さっているということで私自身にも励みになります。

さて、年齢はほぼ私と同じ世代でありながら、78kgあった体重を68kgまで落とされた。
実に10kgの減量、これはおそらく体験したものでなければ分からないほど想像以上の苦しみがあったと思います。

ただでさえ基礎代謝が落ち、テストステロンの減少による痩せにくい体質に変化してゆく中年世代・・・食事制限に加え、厳しい有酸素運動と筋トレが必要ですからね。

まず現状と課題を整理すると

年末年始による暴飲暴食で約6kg増量してしまったこと。
そして、その時点から痩せにくくなってしまったと感じていること。
それを打破するためにファスティングを実施されているということですね。

まず私の意見ですが、年末年始の増量は致し方なしです。
食べることで増えてしまったものを後悔しても始まりませんからね。
で、その後ですが、同じようなトレーニングと食事制限をしているのに痩せないと言うのは、恐らく体が「防衛状態=恒常性(ホメオスタシス)」が働いているからだと思います。


さらに言うと、恐らく年末の時点でホメオスタシスが働いており、すでにリバウンドしやすい体質になっていたと考えられます、そこへ大量のカロリーが入ってきたため、体がエネルギーを蓄えようと急激に増量してしまった・・・しかし恒常性はまだ保ったままなので、痩せにくくなっていると考えられます。

ダイエットを始めると2ヶ月程度はストンと落ちますが、次第に減少幅が狭まり(ホメオスタシスにより)急に落ちにくくなります。
その時に行うダイエット戦略としては2つあります。


1つはリフィードです。
最近テレビでも話題になっている1日限定のドカ食いですね。

これは、体脂肪を燃焼させるレプチンの働きが弱まっているのを再起動させるため、あえて瞬間的に食べ、その後に痩せやすい体にしてゆくというものです。

しかしこれはかなり賭けになります。
痩せにくい状態が、本当にレプチン活動の停滞によるものでなければ、ドカ食いしたものはそのまま脂肪になってしまうからです。
見分け方は「同じダイエット活動をしているのに徐々に痩せにくくなり、しかもダイエットを始めてから2カ月程度たっている」という前提条件くらいしかなく、しかもこれさえ個人差があり曖昧ですから「賭け」になってしまうわけですね。

そしてもう1つの戦略が運動強度を上げ、ファスティングを行う方法です。
しかし、もし痩せににくい原因がレプチン活動の停滞によるものであった場合、ファスティングは逆効果になります、体はさらに防衛するようになり、より痩せにくくなるからです。

どちらも明確な判別方法がないため、色々試しながら自分の体の状態を探りながら感覚で掴むしかないでしょう。


校長の場合、すでに体脂肪が下限ぎりぎりまで落ちているで、もはやリフィードもファスティングもさして効果はなく、日々”超低カロリー””高ミネラル+高ビタミン+アミノ酸”を摂取しつつ、運動強度を高めて行くしかありません。

たまにリフィードに近い食事を摂りますが、すでに体はレプチンレベルが低下している状態なので、3日~1週間で元には戻ります。
しかし、私の脳内食欲は「物を食べるとさらに欲しくなる」という回路になっているようで、今度は食欲が我慢できなくなるために、あえてリフィードは行わないようにしています。


私の予想ですが、今回ファスティングを行った後は、もちろん食事量が減っているので体重は落ちるでしょう。
しかし、糖質制限等で体が十分なケトン体質になっていない状態+レプチン活動レベルが弱まっている状態でファスティングを実施すると、脂肪ではなく筋肉を分解してエネルギーにしてしまう恐れもありますから、十分な栄養素だけは摂取した方がよいと思います。


ファスティング中は睡眠不足やイライラに注意してください。
食事量が少ないためインスリンが分泌されず、常に低血糖状態であるという事は、拮抗ホルモンであるグルカゴンが上昇し、連動してコルチゾル(別名死のホルモン)が分泌され続けることになります。

そのため朝一番の、最もコルチゾルレベルが高い状態の時、少しだけ「ぶどう等」を摂るなどの「コルチゾルマネジメント」を私は行っていました。
恐らくサプリやスムージー等はファスティング中にも召し上がられるとは思いますが、明けた13日は胃腸への負担にならない物+インスリンレベルの緩やかな上昇を伴う食品(低GI食品)がお勧めです。
世間では「おかゆ」や「おもゆ」などを・・・と言う意見がありますが、カーボン食品なので血糖値の急上昇が否めません故、私はお勧めしません。
消化のよい温野菜、玄米オートミール等、そして高たんぱくな物を率先して食べていました。


いづれにしましても約3日のファスティングと言うことは結構意志の力が必要ですね。
私も見習い、最近少し上昇した体脂肪を再び落とそうと思います。