48歳女性です。
43歳くらいからなかなかやせずに困っています。
それまでは海外におりいわゆる事務職で一日デスクワークという生活でなかったのと年齢かと思っています。
156cmで50-51kgという43歳までの体重(というより体型)に戻りたいです。
20代のころからエルゴメーターやランニング、腹筋はしていましたので43歳までは体型体重も変わらず別に不服はありませんでした。
今は55キロあります。
有酸素運動からきつめの(自分なりのきつめですが、スクワットは今80キロを10回くらい上げています)筋肉トレーニングにかえてほぼ毎日1時間、ときどき有酸素運動で一時期59キロ近くまであったものを一時期は53キロまで2ヶ月で落としましたが、実家に5日帰って普段より少し食事が多くなったとたん55キロにたった5日で逆戻り・・・。
鏡でみてもおへそまわりの横腹部分が、へこむべきところがぷっくっと食事後は出ます。
(腹部前は線が縦に入っていて問題はないと思います)
お酒もずいぶん控え、食事も豆腐、野菜中心で油ものや炭水化物の過剰摂取は昔からしていません。
朝は味噌汁、野菜など、昼はベビーフード、夜はトーフや生野菜を少し食べることが週に3回ほど。
土日の夕食は5時前後でそれ以降は食べません。
理想は48キロですが50キロでも十分すぎるくらいです。
服をきたときにメリハリのあるラインで着こなせていた頃(51-2キロ)に戻りたいです。
54-55キロを行ったりきたりしてなかなか落ちません。
やっと53台に突入したら仕事で人がきたり、出張など避けられないことがはいってまた55に戻るという週をここ1ヶ月ほど続けています。
もうどうしたらいいかわかりません。
とりとめなくなってしまいましたがアドバイスをお願いします。
さて、現状と目標をまとめるとこんな感じでしょうか。
1、5年ほど前までの50キロに戻したい
2、実家に帰って食事が増えたら体重が持ってしまった
3、普段の食事内容は制限している
4、たまに運動しているけれど最近は急激に落ちにくくなった
5、よこっぱらをへこましたい
まず体重が落ちない理由は幾つも考えられますが、体重を構成している要素をよく理解することから始まります。
例えば筋肉は脂肪よりも比重が重いため、体重があっても筋肉量が多ければ体重が平均値でもスレンダーな体型に見えます。
これはスポーツ選手が証明していますね。
体重が軽いにも関わらず、ふっくらとしているということは体脂肪率が多く筋肉が少ない事を意味します。
この両者には運動や食事制限、つまりダイエットの方法がまるで違います。
さて、一時期53キロまで落としたということは、ダイエットでの成功体験は一応経験しているということですね。
実家に帰って食事を戻した途端に太ったということは、非常に高カロリーな食事をしたか、または燃費のよい体の状態になっていると考えられます。
これは他の相談にも書いていることですが、ダイエットの基本的行動は
1、これ以上体脂肪に付着するような食事を取らないようにする
2、今、体についている体脂肪を落とす
3、筋肉を適度に付けて代謝を上げる
4、通年ダイエットを行いえるような思考を身につける
これらが一連の流れです。
御相談を拝見していると仕事が忙しく、お付き合い等もある関係でどうしても食べなければならなかったり、運動する時間が少ないと言う事がうかがえますね。
しかし、これは社会人出れば誰でも言える事ですので、なんとしても運動の時間を作り、腹筋や腕立て、臀部を鍛える事をしてみましょう。
有酸素運動も1時間やる必要はありませんよ、20分でもかまいませんので、心拍数を多少上げ、汗をかけばかなりの効果があります。
食べるカロリーよりも多くを消費すれば、確実に脂肪は減少します。
そのスピードは緩やかではありますが、5年で5キロ増えた事を考慮すれば、1年で痩せようとは思わず、2年~3年かけてゆっくりと5キロ戻す事を目標にしてみてはいかがでしょうか?
それでも1年以内に48キロ~50キロにしたいなら、運動と食事制限する以外にありません。
まず標準体重までは食事制限でするする落ちるはずですが、相談者様の場合52キロ以下になると食事制限では落ちにくくなるはずです。
脂肪は1キロ7500キロカロリーあります、43才という年齢だと基礎代謝+日中活動代謝は1800~2000程度だとおもいますので、食事カロリーはそれと同様かそれ以下にし(ただし栄養はサプリなどで摂るように心がけて)+運動をどれだけやるかです。
ランニングは1時間走っても300キロカロリー程度ですので、毎日1時間のランを実施しても体脂肪は1日30グラム程度の減少にとどまります。
大切な事は積み重ね。
1日30グラムでも1ヶ月で1ヶ月で約1kgになります。
もしそれ以上減らしたいなら、運動量を上げ、食事をさらに減らすと言う事になります。
また食事についてですが、炭水化物を制限しても、それは単なるインスリンのスイッチですからさほど意味はありません。
食べる量さえ気を付ければ炭水化物が諸悪の根源であるという考えは間違っています。
よろしくない組み合わせは、炭水化物で血糖値が上がった状態で、その後に1グラム9キロカロリーある脂質を摂取する事です。
例えば天丼、かつ丼、カレーライスなど、日本の食事スタイルはほとんどが「ご飯+脂質orタンパク質」ですよね?
寿司も同様にダイエット食ではなりません、シャリで血糖値が上昇し、そこへエネルギー満載のネタが体内に入るわけですからね。
そのためどうしても会合や食事会などで食べなければならない時には、食事の前に食物繊維サプリを摂取したり、当日の食事では食物繊維から食べるようにして、脂質エネルギーの吸収を遅らせるなどの方法がお薦めです。
まずは運動を可能な限り作る時間を見つけてトライしてみてください。
それを1ヶ月程度持続し、それでもどうしても痩せない場合にはまた改めて誤算ください。