ダイエット スクール

大人ダイエット相談室



炭水化物中毒からの脱出

いつもウェブサイトを拝見しております。
どのページも読みやすい文章で、とてもためになります。
ありがとうございます!


さて私は、先日ダイエットをしまして、体重を53キロ、体脂肪率を20%にすることができました。

ダイエット内容は、炭水化物と脂質を過度に制限したものでした。
毎日の摂取カロリーは400Kcal程度で、さらにジムで週に5日、6日バイクを朝夜40分ずつ。
ダイエット終盤は食べ物のことしか考えられず、案の定どか食いの上リバウンドしてしまいました。

ダメだダメだと思っても、異様な量の炭水化物を摂ってしまいます。
むしろダイエット前よりも・・・。

このままだと、ヤバイです!
いやすでにやばいんですが・・・

一生懸命痩せたのに、自分のせいでまた太って。
いったいどうしたらこの欲求から逃れて普通の食生活に戻れるのでしょうか!?
ジムでの運動は変わらず続けております。

どうぞよろしくお願いします。



あちゃー、やっちゃいましたね。
短期的に目的を追求するあまり、最も陥りやすいドカ食いへの扉を開いてしまったようです。

でもある意味よかったかも。
おそらく初めて本格的にダイエットをされたのですよね?で、いきなりダイエットの罠を知る事ができたので、おそらく今後は同じ間違いはしなくて済むでしょう。

ダイエット後に53キロ&体脂肪率20%になったと書いてありましたが、内容からすると「満足感」を感じますので、そおらく体重・体脂肪ともに行う前からに比べればかなり落とせたのでしょう。

毎日の食事を400キロカロリー・・・
これって殆ど何も食べてないのと同様くらいに少ないよね。
校長も遥か昔に同様の摂取カロリー(500~1000kcal以下)で1ヶ月近く生活した事ありますが、大変な目に遭いました。


必要エネルギーがただでさえ少ないうえに、炭水化物と脂質を制御すると脳は間違いなく「渇望」へとモードを変更させ、猛烈な欲求に襲われます。
それがまさに今なんでしょう。

加えてジムで5日~6日体を酷使!ストイックですね。
というかその意志力は素晴らしいです。

校長のコラム「1週間で5キロ以上やせる」というページにあるような内容で実践された感じに近いですね。

ただ、あれはかなりダイエットと体の知識がある人に向けています。
炭水化物や脂質が、体内のどのような機能に作用し影響するかを、この際に理解しましょう。

まずあなたへのアドバイスですが、以下のような流れになるかと思います。

1、今のドカ食い衝動からの解放

2、無理なダイエット方法を改善し、ストレスの無い方法への切り替え

3、結果を急ぎすぎないための思考方法

です。
特に3は大事。

なぜ今回いきなり急激なモードでダイエットを行ったのか?
それは結果を早く欲しかったからでしょう。

しかしこの世界にある全ての物事はトレードオフ、つまり作用反作用の法則によって成り立っている事が真実だとしたら、急速に失ったあなたの何かが、必ずどこかで生まれているという事です。

短期間で痩せる事の実現は、同じく短期的に反動が訪れます。
それが今回理解できたのは、とっても大きな収穫だと思います。


校長のダイエット理論ですが、ダイエットとは減量モードと増量モードの繰り返しという、非常に短期間(感覚でいうと2週間程度)の波形から、3ヵ月単位の中規模アップダウン、そして1年~2年の大きな波のアップダウンの中で繰り返されるという事です。

たまに日記で「今増量モード」などと書いているのは、どれほどダイエットを頑張っても痩せない時には痩せい事を学習しているから。
逆に痩せる時には結構食べても痩せるんです。

この波に逆らう事無く行うと、脳を上手くごまかせてリバウンドする事は無くなります。



さて、まず今の炭水化物中毒からの脱却ですが、脳が落ち着くまではお付き合いするしかありません。
これを無理やり我慢すると、さらなる欲望モードになって歯止めが効かなくなります。

極端なダイエットと体脂肪率減少によってレプチンの機能がおそらく活動しずらくなっているので、今は有酸素運動しても体脂肪は減少しにくい状況も考えられます。

炭水化物を摂取すると1グラム4キロカロリーを摂取します。
菓子パン1つで250~400キロカロリー。
それがまずは筋肉と肝臓にエネルギー源として多くは取りこまれるはず。

あなたの基礎代謝と日中活動代謝を超える余剰が脂肪になりますので、ドカ食いしたら直後に運動し、この一時保管場所のグリコーゲンをすぐに燃焼し使えば問題ないと考えるとしましょう。

解決方法1:食べた直後に強めの運動(筋トレや縄跳び)など。


次は、食べてもエネルギーとして取りこまれないよにする方法です。
方法1は取りこまれてしまった場合の対処方法で、こちらは食べても取りこまれないようにする方法です。
それは、サプリメントを活用する事と、食べるスピードを変化させる事。

糖質は血糖値を上昇させますが、有る程度上ると満腹中枢が刺激されて食べたくなくなります。
血糖値が上昇するには食後20分~30分前後必要なので、この時間内に早食いしてしまうと本来体は満腹なのにもかかわらず、脳への伝達が間に合わず必要以上に食べてしまうというわけです。
なので、ゆっくり食べる事もコツ。

サプリメントは炭水化物を摂りこまないようにするいくつかの製品が出ています。
校長は食物繊維を結構な頻度で摂っていますし、ファイナルブロックやナップル糖質バージョンなどはその最たる例です。

無論処方薬ではないので効果は限定的かもしれませんが、全く無意味にはならないはずです。

解決方法2:なるべくゆっくりたべ、サプリメントを活用する


この2つの方法で、食べる事を無理に我慢する事無く、ソフトランディングさせる事を狙います。
おそらく2週間程度でドカ食い衝動は収まります。


また今回のドカ食いでレプチンの活動が再開すれば、一転して脂肪は燃焼モードになれますので、落ち着いてきたな?!と思ったら、有酸素運動を今度は無理のないペースでやってみてください。
それほどガッツリやらなくても体脂肪は落ちてゆきます。



さて、本来の食欲に戻った次は400キロカロリー等の制限は一端見直し、目的の体重へ向けてやや中長期で痩せる計画を立てましょう。

1kgの体脂肪を落とすのに必要なエネルギーは約7500前後と言われていますから、単純計算して痩せたいkg×7500で計算します。

例えば5キロなら、38500キロカロリーになりますよね。
これを半年で痩せるなら、38500÷180日=約213キロカロリーとなり、毎日カフェオレ1杯飲むのを止めれば実現できる事になります。

自分の理想とする体重と体脂肪を無理なく痩せるためになるべく長いスパンで考えてみてください。
そして割り算して出てきた数値を食事で減らすよりも、なるべく運動で減らす方向で実現する事を校長はおすすめします。


さて、短期間だけでなく長期の視点で痩せても必ずその反動はあるものです。
反動の正体とは様々で「怒りっぽくなる」「苛々する感覚」「冷えやすい」「声が小さくなる」「歩くスピードが遅くなる」「肌の潤い減少」などなど人それぞれです。

校長の経験で言えば、これらも今回のドカ食い同様「約2週間程度」で落ち着き、その後はそこがデフォルトになって体は順応してゆくことになります。


美容体型を目指す場合、最も考えなければならないのは「健康のステージ上に居る前提であること」です。

美しいとは痩せるという事でなく、魅力的である事と校長は考えています。
魅力とは、健康であり健全であり、精神的にも豊かである事と言えるでしょう。

世の中の多くの人がダイエットで単純に痩せる事だけに焦点を向けているのが残念ですが、それも「ただ単に痩せても綺麗になれないんだ」と気付いてもらえれば成功への階段を上る事になるでしょうからマイナスではありませんよね。


今回はとてもよい経験をされたと本当に思います。
焦らなくても大丈夫ですよ、多分だけど2週間程度で収まります。

そして次は美しい魅力的な人になるための真のダイエットに取り組みましょう。
応援します。