ダイエット スクール

大人ダイエット相談室


ケトジェニック体質になりたかったのですが・・・

校長先生、はじめまして。
食日記を毎日楽しみにしています。

私は48歳女性(身長160cm)です。
高校生の頃は62kgあり、当時から万年ダイエッターですが、基本的に食べることが大好きです。
ストレスからドカ食い→吐き戻しなども経験しましたが、25歳ぐらいから何とか48kg前後をキープしていました。


ところが昨年の夏頃から、じわじわ体重が増えはじめ、9/1の段階で体重52.3kg、体脂肪率25.1%、筋肉量27.6%という状態になりました。

これはマズいとカロリー計算しながら食事をセーブし、かに足スクワットと腹筋と腕立てと背筋を続けて2/28に体重45.7kg、体脂肪率21%まで落としました(筋肉量28.6%)。

体脂肪率をあと5%落としたかったので、最強のケトジェニック体質になろうと思い、3月からハードな糖質制限を始めました。
ここから相談です。

糖質を1日20g以下に抑えて2週間以上経過しているのに、体重も体脂肪率も落ちないんです。
日によっては体脂肪が増えて筋肉量が減っていたり。
筋トレしようとしても力が入らず、ものすごく疲れる感じでした。

私には糖質制限は向いていないのでしょうか?。
糖質量を優先すると、肉とかチーズとか卵黄とか高カロリーのものが増え、カロリー摂取量は以前より500kcalくらい多くなっていました(2000kcal近い日もありました)。

昼はお弁当を作って頑張ってみたのですが結果が出ません。
どうしても体脂肪率を落としたいので、アドバイスをお願いいたします。



こんにちは校長です。
いや~夏日(1歩手前)ですな。

都内は気温24度、暑いです。

さて、ケトジェニック体質になりたかった・・・というお題ですが、いえいえ大丈夫、諦める必要はないでしょう。
命ある限り可能性はゼロではないのですよ何事も。


とても細かい報告に感謝です。

高校時代はややぽっちゃり体型、そして25歳でベスト体重?!に。
まさに社会人デビュー大成功って感じだったでしょう。

52kgまで戻った後、再び45kgまで戻すなどある意味ダイエットに関するテクニックはほぼ完ぺきにお持ちですよね。


糖質制限については今世界中で論議されています。
体に害は無いとか悪いとか、はたまたどちらとも言えないとか。
さらにケトジェニック体質になる事へも同時に論議が活発です。


校長は、もともと人類は糖質へそれほどアクセスできなかったのだから、現代のようなカーボン豊かな食生活はある程度節制してもいいのではないか?という意見ですし、ケトジェニック体質になることへも否定はしていない派です。


>糖質を1日20g以下に抑えて2週間以上経過しているのに、体重も体脂肪率も落ちないんです。

ふむ。
えーとね、たぶん経過観測が短いからだと思います。
2週間だとまだ効果は出ないんじゃないかな。
最低でも1ヶ月、長いと半年程度は低糖質食で過ごさないと体質が変化しないと思います。

でもさぁ、1日20グラムって少ないよね・・・。
成人への推奨糖質は100グラムなので、その1/5と言う事だからね。

我慢出来ます?


低糖質にするとエネルギー吸収が緩やかになるので、体は栄養不足と勘違いし、なるべくカロリーを消費しないような態度に変化するはずです。
例えば声が小さくなったり、歩幅がせまくなったり、最も顕著に表れるのは疲れやすくなる点でしょうか。

相談内容に体脂肪率が上下にブレがあると言う事でしたが、家庭用の計測系ですよね?
だとしたら多少は誤差があるのは無理無いです。
体の中にある水分量やその日の気温や湿度でもかなり変化するものなので、あくまでも参考程度でいいんじゃないかな。


糖質制限が向いていないという事はないと思いますが、体脂肪率をさらに落としてスレンダー体型に成る事と、ケトジェニック体質に成る事はイコールじゃありませんから、何を目的にするかを決めておいた方がいいでしょね。

おそらく「食べても太りにくい=ケトジェニック体質」とか「体脂肪を燃焼しやすくする=ケトジェニック体質」という印象をお持ちかと思います。
ただ、自分がケトジェニック体質になれているのか否かはよく分からない上に、私の周囲にも「はーい!わたしはケトジェニック体質です!」と手を挙げる人を見たことがないので、これは何とも言い難い。

校長自身は一時期「もしかしてなれたのか?!」と思いましたが勘違いだったかもしれないです。

巷で発行されている書籍では、糖質さえ制御すれば”たんぱく質”や”脂質”は好きな物を食べてもよい・・・なんて書いてあったりしますが、この件に関しては校長は反対です。
やはり大事なのは総カロリー、糖質は血糖値の上下と1グラム4キロカロリーのエネルギーを持つただの食材ですから、これを減らしても総カロリーが増えてしまえば、結局は全て吸収されて太ります。


体脂肪を減少させる事を何よりもの優先課題とするならば、やはり有酸素運動をコンスタントに毎日行うしかないでしょう。
校長もサボれば目に見えて体脂肪率が後日増えますが、きちんと4日5日と続ければ着実に体脂肪率は減少します。

また食事の時間も大いに関係していますから、寝る前の食事は避け、可能な限り運動直後のGLUT4が筋肉細胞に開いている時に食べるようにしてくださいね。


ここからの5%落としは相当な努力が必要です。
できれば校長がマンツーマンで手厳しく指導してあげたいところですが、間食、ドカ食いはもちろん中止し、そしてたまにテクニックの1つとしてチーとを入れるという荒技も駆使する必要があるからね。

まずは心拍数120前後の60分程度の有酸素運動をコンスタントに行おう。
これがもっとも早いと思うよ。


あとね、必ず糖質を20グラムだけにする!なんていう厳しいルールで自分を縛ると無意識化でストレスがたまるでしょ。
実はこのストレスも太る原因だから要注意ね。

コラムでも書いていますがストレスが発生すると、それを除去するためにコルチゾルが分泌されるんだけど、この副作用が脂肪細胞増大、脂肪燃焼効率減少というなんともダイエッターには嫌な副産物なわけですよ。

なのでストレスをなるべく感じないで日々の取り組みを行うようにもしなければならない。
この点は抑えておいてね。