ダイエット スクール

大人ダイエット相談室



女子アスリートは糖質制限してもいいのか

2回目の質問になります。
大学2回生、週43時間の器械体操部に所属しする者です。

以前、シーズンインにあたり食事制限をはじめたが10日時点で痩せず相談いたしました。

アドバイスを受けてあの後ダイエットを続けたのですが、全く体重、体脂肪に変化がないのに試合当日にふらふらになってしまいそれ以降、3週間後に控える試合まで食事制限をお休みしてしまいました。

3週間後の試合は体調は万全で臨めたのですが、代謝が落ちていたのか体重はさらに増加、今は次の試合まで2ヶ月あるのでカロリー制限を再開していますがやはり減らないどころか増えているような・・・?

あまりにも悩んで、パーソナルジムなんかも調べてみているのですが、なんせ費用が高いですし、筋トレと糖質制限なら自力でもできると思うのですが、昨年冬に糖質制限で1ヶ月に3kg落とした代わりに体調を崩したことがあり、極度の肥満でもないのに自己流で手を出していいものが躊躇しています。

減量でこんなに手こずったのは初めてで本当に辛いです。
ご指南よろしくお願いします!



おはようございます校長です。

ふむむ。
食事制限しても、なかなか痩せず、体操の試合で体調が整わないというジレンマに悩んでいるようですね。


あなたの場合、一般の方と違ってアスリートというカテゴリーに入ると思うので、やはりというか極度の糖質制限は危険だと思います。
運動選手が糖質を制限すると血糖値の低下によるハンガーノック状態になったり、練習に集中できなくなってしまったりしますからね。

何より食事制限しながら消費カロリーの高い運動を行うと、脂肪だけでなく筋肉を分解させてしまい、太りやすい体質になってしまいます。


体脂肪率は平均よりも低めの22%という事ですが、器械体操部という事を考えるともう少し落とす方法を考えてみましょうか。


まず週に43時間のトレーニングというと、1日平均6時間もの練習をされているという事ですよね?
いやはぁ~こりゃすごい。

それだけの時間となると、やはり糖質制限は控えたほうがいいと思います。
食事は必要栄養素、特に「必須」と名の付く脂肪酸、アミノ酸等は必ず考えながら食べてください。

アスリートの場合、運動で消費するカロリーを自分で把握する必要があります。
1日6時間の運動で自分がどの程度のカロリーを消費しているのかを考えながら、それに見合う食事を摂るのです。

食事は運動後に食べればGLUT4が筋肉細胞に開きやすくなりますから、脂肪に摂りこまれるエネルギーが抑えられます。

しかし運動前にもある程度の糖質を摂らないと6時間もの練習に耐えられるメンタルが維持できないでしょう。

そのため、BCAAとカルニチン、または少量のカフェインを運動前に摂取するといいかもしれません。
BCAAは優れたアミノ酸のサプリなので、集中力と持続力を高めてくれます。

恐らくジムのパーソナルトレーナーにお願いするよりは安上がりなはずです。



代謝が落ちた・・・と相談に書かれていましたが、人間の基礎代謝は実はそれほど下がらないものです。
筋肉がある程度落ちたとしても、1300キロカロリーの基礎代謝が1000キロカロリーになる・・・なんてことはよほどの異常事態です。

まずそうした情報は除外し、なぜ体重と体脂肪率が変化しないのか?という事に焦点を当てると、もしかしたら毎日トレーニングをされているので、体がその負荷に慣れてしまい、実は消費カロリーがそれほど高くないのではないか?という事も考えられます。


体重に変化が無い=「摂取カロリー=消費カロリー」という図式は正義です。
これ以外に要因はありませんので、恐らくご本人は「これだけ毎日練習しているのだから、これだけ食べても大丈夫だろう」という判断で食事をしており、プラスマイナスゼロサムのエネルギー状態になっているのかもしれません。


ただ、上記のようにあなたはアスリートなので過度な食事制限は禁物です。
そのため、毎日の練習を少し見直してみてはどうでしょう?
本当にどの程度エネルギーを消費しているのか、きっちり汗をかく程度まで心拍数が上がっているか?!という点です。

どれだけ動いていても心拍数が高まらないと脂肪は燃焼しません。


トレーニングの内容はよくわかりませんが、練習が始まる前に筋トレを少ししてみてはどうでしょうか?
校長は断食の期間中でも必ず腹筋100回、腕立て40回、スクワット30回は日課にしていました。

人はもともと飢餓との闘いで生き延びてきましたが、どれだけ食料がなくても、その日に狩りに出かけるため体を動かす事が生命活性の源となり、体の内側から「ハイな状態」を作り出す事ができると思っています。


水はその場にとどまり流れがなくなると腐りますが、食事制限というのはまさに人の体の中に流れを止めてしまう行為です。
それに加えて運動をやめる、または軽い負荷にしてしまうと、体は水とどうように腐ります。

そのため、食事制限している時こそ体を動かさなくてはならないのだと校長は考えています。


しかし、食事を制限して運動するには並々ならぬメンタリティーが必要になりますから、そんな時こそサプリを活用するのです。
先にあげたBCAAやカルニチン、ビタミンB群などなど。


ちょっと相談の直接的な回答になっていないかもしれませんが、まずは運動の負荷を自己流になんとなくでよいので把握してみてください。
特に心拍数が高まっているかです。


また食事制限中でも筋トレは欠かさず、食事は運動後にメインを摂り、運動前には軽めの糖質を摂る。

そうした環境で1ヶ月取り組んでみていただけませんか?


それでも変化無い!という事なら、次は具体的な運動メニューと食事メニューを書いて相談してくださいな。