腸内洗浄をやりすぎるとどうなるのか?

腸内洗浄をやりすぎるとどうなるのか?



ダイエットを始めると、たいがいの人は便秘になります。
これは、食べる量が減るので、相対的に食物繊維の摂取量が減るということと、食べなくなるので排便される量が減るためだと思われます。
ただでさえ便秘な方が多い女性がダイエットを始めると、便秘に拍車がかかり、1週間もお通じが無い・・・などというケースもあります。
コーラックなどの便秘解消約でその場しのぎをする人もいれば、最後の手段である「腸内洗浄」に「はまる人」もおります。
「はまる人」の例を挙げると「1日に2回以上腸内洗浄キットでトライする人」です。
校長も、たまに腸内洗浄を自宅でやることがありますが、正しいダイエットができていれば、腸内が逆に綺麗になり、腸内のリズムも正常化するのです。
食事か運動、睡眠など、生活の中の何かのリズムがずれていることで、便秘発生の要因の一つかもしれません。
さて、最後の手段として登場する腸内洗浄。
コーラックのように、服用して消化され、効果が出るまでに数時間かかるため、飲んだ後、気軽に出かけられない・・・という心配もありません。
腸内洗浄専用のコーヒーをキットに入れ、体温と同温くらいのお湯を700ml~1000mlを混ぜ、それを腸内に入れるわけですが、3分程度で便意(今入れた液体を出そうとするため)をおぼえます。
使用した後はとてもすっきりし、ほとんどの便がコーヒーとともに排便されます。
しかし、こんな便利な腸内洗浄にも落とし穴があります。
それは「自分で排便できなくなる危険性があるかもしれない」という点です。
通常、食事をした後、肛門付近まで便がある場合、その信号が脳へ伝わり「便意をもよおす」という体の仕組みになっているのですが、腸内洗浄キットによって常にこの刺激を外部から受け続けていると、この信号・シグナルが伝わりにくくなり、便意をもよおしにくくなります。

また、肛門へ挿入するキットの先端によって腸内が傷つきやすいという危険もあるようです。
しかし、これは1日何度もキットを利用した場合であり、しかもごく僅かな可能性だということ。
腸内洗浄キット自体が悪者ではありません。

基本的には自律便意による排便を意識し、どうしても出ない場合に最後の手段としてキットを利用するというのがよいでしょう。
また、正規品を使わずに、価格の安いコーヒーエネマやキットなどを使う場合、危険が伴います。
正規品の値段が高い理由は、それなりのエビデンスが盛り込まれており、理由があるからです。
少なくとも、自分の体に入れるものですから、決して価格で決めず、安心で安全なものを選ぶようにしましょう。