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過食による損失を考える



何をもって正というかは、いまだに結論が出ないダイエット。
そもそもダイエットという概念自体がこの世の中に必要無いという人もいるでしょう。

しかし健全な健康体系を維持するためのダイエットという考え方は「有り」でなはいかと思うのが当スクールです。

こうしたサイトを運営していると、実に様々な方々とお話しする機会があります。
中でも多いのが短期間に痩せたい願望のある方。

その多くは食事を抜くという安易なもので、校長が最もおすすめしていない、いわば禁忌方です。


極端な食事制限をするとまず急激に体重が減少します。
このことで本人は優越感に浸り、さらに痩せたいと思うモチベーションが強くなり空腹感を忘れさせ、食べる量を減らします。

そのうち1日の必要栄養素を大きく下回るカロリー・栄養しか摂取しなくなり、筋肉や骨が衰えてゆきます。


さらにひどくなると拒食症になります。

しかし本当に恐ろしいのはこの後なのです。


拒食症の次にはほぼ間違いなく過食が待ち受けます。

大脳新皮質と視床下部が連携できなくなり、空腹感と満腹感の境界があいまいになり、食べなくても問題ないが、食べ始めると止まらないという現象が起きます。

そして食べ過ぎると自己嫌悪によって自分を強烈に卑下し、やがては吐くことを覚えます。


これが過食嘔吐の始まりです。

食べても、どうせ吐くのだからいっそのこと吐きやすい様にたくさん食べてしまえと思ったり、大量の水を飲んで無理やり吐いたりします。


無論、腸から栄養が吸収されませんから体重は増えませんが、栄養不足に陥り、低カリウム症候群、貧血、低血糖などを引き起こします。


さて、この過食。
問題なのは身体だけではありません。

異常なほど食べるので食費もすさまじいことになります。


概算で申し訳ないのですが、多くの過食嘔吐患者の場合、数年から十数年間の間に、数百万、多い方では1000万円近い損失があるというのです。


吐くために食べる、そのために買い込む。
まったく1益もない行為です。


そのため貯金は使い果たし、家庭は崩壊してゆきます。

自己嫌悪もひどくなり、対人恐怖症にもなり、社会生活にも支障が出ます。


いったん過食嘔吐に陥ると抜け出すのは容易ではありません。
ゆえに、偏った食生活、偏食は絶対にしないように、当スクールでは注意を勧告しています。




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