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体重が減らないと訴える人の原因を考える



食事制限もしている、運動もそれなりにしているし、睡眠も良好。
そんな好環境な状態でダイエットに取り組んでいるのにもかかわらず、痩せない!と言う人がいます。

事実このサイトへのオンライン相談や、メールで直接飛んでくる相談にもそうした内容が実に多くあります。
しかし校長の経験と知識で言えば、正しくダイエット出来ていれば痩せないなんてありえないと思っていますので、この理由について少し考えてみましょう。

ざっくりとではありますが、痩せないと思っている人の背景を考えてみると

1、短期間で成果を求める焦りから、1週間や2週間程度で痩せないと騒いでしまう
2、やった気になってはいるものの、実際には燃焼効果の極めて少ない運動になってしまっている
3、制限しているつもりで高カロリーな栄養を摂取している

と、こんなところでしょうか。

例えば食事制限をしたとしましょう。
人間の基礎代謝+日中活動代謝は合計で2000~2500、多い人でも3000程度でしょう。
1日3食食べればだいたい1500~2500キロカロリーは摂取してしまうものです。
途中で間食すればさらに上がりますし。


例えば女性を例に出してみましょう。

男性よりも消費カロリーは少ないので約2000前後が日中活動代謝+基礎代謝と考えます。
食事を1700キロカロリー摂取したとし、これを毎日行えば1日300キロカロリー×30日、9000キロカロリーが1ヶ月に下回る事になります。

もしこれが全て脂肪燃焼に回されるとしたら約1.3キロ程度の減量になります。
1日40グラム程度です。

しかし食事をすればグリコーゲンとして体に蓄積され、その際に水分も大量に結合しますから、1日の体重増減は脂肪燃焼の40グラムがかすんでしまうほどにアップダウンします。
まずこのことで一喜一憂してしまい、本当は確実に減少しているのに、リバウンドした・・・とか、痩せてないと勘違いしたり早とちりすることが最も多い理由ではないかなと思います。

またカロリーを消費したからといって、確実に脂肪だけが燃焼されるわけではありません。
体は備蓄しているグリコーゲンを使い、同時に脂肪と筋肉からも少しづつエネルギーを作り出しています。

なので、食事制限をしたからといって、急激に痩せられるとは思わず、運動を伴わないものならば半年や1年かけてゆっくり痩せてゆく事を考えた方がよいです。


運動もしかりです。
特にこれまで運動を行わなかった人が、急に運動を開始すると「やりはじめた」という気分の満足で充実し、本来の効果を深く考えない場合が多いようです。
ウォーキングでもランニングでも、精神力を鍛えるタイプの運動もあれば、ストレス発散のための運動もあり、そして脂肪を燃焼させるモードもあります。

自分自身が何を目的に運動するのかをしっかり見定め、そのために必要なメニューと心拍数をしっかり意識して行う事です。

運動は継続する事が最も重要であって、短期間に集中して行うものではありません。
いかにストレスを感じずに気分良く継続できるかという生活スタイルと思考回路を得る事が大切なのだと思います。



最後に最も陥りやすい罠が食事制限です。
今の世の中は豊食の時代でしょう。
メインとなる食事はもちろん、ちょっとした間食でも美味しさを追求するため高カロリーな素材が使われています。
スナック菓子、焼き菓子、洋菓子など小さな1粒や1カットでも数百キロカロリーある場合もあります。

食事制限とは、今の食事から制限するという意味もありますが、最も重要な視点は、「基礎代謝+日中活動代謝」と比べて制限でいているか?という事です。

例えば大食漢の人がこれまでに4000キロカロリー程度を1日に食していたとしましょう。
この人が食事制限をして3000キロカロリーにしたとしても体重は落ちるどころか微増するだけです。

多くの人は周囲からの情報で自分を客観相対評価します。
隣の人がドーナツを幾つも食べていたら、自分も1つくらいならいいだろう・・・と思ってしまうものですし、友人がクレープを食べていたら、自分も付き合いもあるしなぁと甘えてしまいます。

また1日3食摂取する事は義務ではないにせよ、ランチタイムだからと時間つぶしも兼ねてランチに出かけたりします。そこで周囲の人を見ればみなランチをがっつり食べていれば、自分だってこれくらいなら食べてもいいだろうと思います。これはまさに相対的に見ている証拠です。

しかしあなたがもし標準体型よりも少ない体型を目指すなら、周囲から入る情報を参考にしてはダメです。
よほどの痩せ体質でなければ、現代社会で供給される食事を順当に3食食べていたらほぼカロリーオーバーになり太り始めます。

自分自身の意志力と価値基準を持ち、栄養管理しながら取り組む必要があるのです。


まとめると、周囲から入る一般常識と自分の生活環境を区別し、やった気にならず運動効率を求め、短期間で体重の増減を判断しない事となります。

ダイエットは少しでも効果が出ると辛い気持は無くなり、楽しくなりはじめます。
そこまではとりあえず頑張る事がポイントです。




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