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江戸時代の町民は何故痩せていたのか



低糖質な食事をすることでダイエットに役立つという話は良く耳にするけれど、誰もが一度は疑問に思うのが江戸時代の町民は米を沢山たべていたのに何故肥満がすくなかったのか?という事。

もちろん一部の豪商や優れた藩財政の武士は除くけどね。
(彼等は総じて肥満だった)


一般的な町民(男子)は1日でお米5合を食べていた。
これはもはや定説なので疑う余地は無いけれど、米5合とはいったいどれくらいのカロリーなんだろう?。

1合は160グラム、これを炊飯する事で約2倍超膨らみ約360グラム程度になる。
そのカロリーは大凡580キロカロリー前後。

となるとご飯だけで約2500~3000キロカロリーも摂っていた事になる。
当時は1汁1菜が基本で、おかずと言えば「めざし・いわし」「八杯豆腐」「きりぼし大根」などのヘルシーな内容が主だったので、それらをプラスしても代替3000キロカロリーとして考えてよさそう。

これだけの炭水化物を摂れば当然血糖値は高まって栄養を吸収しようとするはず。
でも、おかず自体がヘルシーなので太りにくかったのだろう。

現代はご飯、炭水化物がダイエットの敵のように言われているけれど、あくまでもそれは一緒に何を食べるか?・・・という事が鍵となる事を、江戸時代の町民が証明してくれている。


校長は炭水化物が大好きなので、同じくご飯が好きなら江戸時代の町民のようにヘルシーなおかずにすればいいだけとなる。
さすがに毎日「めざし」や「切干大根」では飽きるだろうけど。


さて、当時おそらく最も高脂質な食べ物は「てんぷら」だったと思う。

朝に5合の米を炊き、昼はお弁当を作って持っていくか、屋台で済ませていたらしい。
その屋台フードの代表格が「蕎麦、お寿司、てんぷら」だったと言われているけど、例えば寿司なら鮪の脂身、つまり大トロなどの部位は捨てられていたと言うから、恐らく脂質の低いネタが使われていたのだろう。

蕎麦は言うに及ばずヘルシー。


夜は朝炊いたお米が残っていればそれを茶づけにしたりして、軽めに済ませていたと言うから、町民が最も重要視していた食事は「朝飯」となるわけだ。

朝しっかり食べた方が良い事は現代医学でも証明されているので、人々は知らず知らずのうちに最も理にかなった食生活スタイルを送っていた事になる。

食以外にも「移動手段が徒歩しかなかったのでよく動いていた、だから痩せていたのだろう」という説もあるけど、決して運動量が多い職業ばかりではなかった事を考えれば、やはり「食」がかなり体型維持へ影響していたと推測できそうだ。


さらに当時は白米(銀しゃり)は贅沢品で、多くは玄米を食べていた。
これも5合食べていたのにさほど太らなかった要因かもしれない。




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